早期リタイアを目指すブログ

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通貨(お金)の価値について

こんにちわ。


ニクソンショック、
ドルとゴールド(金)のヒモが切れてから、ちょうど50年が過ぎました。
私が小学生低学年の頃、当然、記憶すらありません。

ニクソン・ショック(ドル・ショック)とは、1971年8月15日(日本標準時1971年(昭和46年)8月16日)にアメリカ合衆国連邦政府が、それまでの固定比率(1オンス=35ドル)による米ドル紙幣と金の兌換を一時停止[注釈 1] したことによる、世界経済の枠組みの大幅な変化を指す。当時のリチャード・ニクソン大統領がこの政策転換を発表したことにより、ニクソンの名を冠する。


ショックと呼ぶのは、それまで金と交換できる唯一の通貨がドルであり、それ故にドルが基軸通貨としてIMF(国際通貨基金)を支えてきたのがブレトン・ウッズ体制であったが、ドルの金交換に応じられないほど米国の金保有量が減ったことにより、戦後の金とドルを中心とした通貨体制を維持することが困難になったこと、そしてこの兌換一時停止は諸外国にも事前に知らされておらず、突然の発表で極めて大きな驚きとともに、その後世界経済に大きな影響を与えたことによる。

                                      ウキペディアより
イメージとしては、こんな感じです。


下図は、ゴールドをものさし(100)とした場合の、通貨である円と米ドルの50年間の
推移になります。各通貨は、1971年を100としています。


1971年は、35$/ozだったのは確かなのですが、円では、775円/g※という記録が
残っていましたので、これを使いました。1oz=31.1gです。
(※為替が360円/$なので、35×360÷31.1=405円/gとなりますが、このあたりのこと
 ご存知の方がいらっしゃれば教えてください。円は低く固定されていた?)


この50年間で、ゴールドに対して、ドルは98%、円は88%の価値を失った計算
になります。もちろん、金利を考慮していませんので、タンス預金をしていたら
そうなったという話です。
ゴールド自体の購買力も上がっているのでは?、
そういう話はあります。これについては別途、お話できればと思います。


1990~2000年代にゴールドを買っていたら大儲け、まあ、それもありますが
今回は、そういう話ではありません。


そういえば、
最近、キュウリやレタスの値段が高くなりました。
キュウリ1本100円、レタス1個300円以上とかです。。。
(不作の影響が大きいと思いますが)


通貨の価値は、ほっておいたら、知らない間に落ちていく。そういう話です。
10年~何十年か後に使う予定のお金は、何らかの形でその購買力を保存して
おくべきだと思います。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


追記)150年前の1871年は、1円=1ドル=金1.5g(金平価)でした。
         円は戦後の新円切り替えとインフレを経て、紙屑となりました。
   つまり、1971年よりずっと前に一度リセットされています。

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