【雑感】最近の米ドル高&米国株高について思うこと
こんにちわ。こんばんわ。
米国の株高と米ドル高が同時に進んでますね。違和感しかないんですが。
というのは、米国の実質金利です。下記は、短期1年物の実質金利です。
ソース Longtermtrends.net より
ひつこいようですが、式は下記になります。
①実質金利(1年)=②名目金利(米国1年債)ー③インフレ期待(1年)
①の実質金利が、右端の10/15で見ると、マイナス5%くらいなんです。
これ、ドルで持っていると、年率5%近く、価値が棄損することになります。
それなのに、ドル高(まあ、円安なわけですけど)、米国株高なんです。
ということは、米国の人は、配当が5%程度以上、税金入れるともう少し高く
ないと、本来なら、実質的な資産は増えないんです。ばらまかれたお金が
行先無くて、株式やビットコに行くのは分りますが、ちょっと異常ですよ。
いくら、長期金利(10年米国債)が1.6%まで上がっているとはいえ。
一応、株高なので、その分は、資産が増えていることにはなりますけど。
また、日本は、色々物の値段が上がり始めてますが、公式でインフレ率2%
には全然、届いていませんので、日本の人は、米国株持っていたら、実質的
な資産は増えているでしょう。(インフレ率の差分+為替+α)
そもそも、実質金利がマイナス5%の国の通貨が買われるってどういうこと?
基軸通貨だから?(世界全体で、半分以上、使われています)
FRBはこれから、テーパリングするんでしょ?その先には引き締め(QT)
するつもりなんでしょ?もしかして、それを織り込んで、ドル不足になる
ことを予見している???それとも、資源国やから?、なにかの演出?
皆、インフレは一時的と言っているFRBの発言を信じてるのかな?
実質金利がマイナス5%は、今だけ、一時的ってこと?皆、そう思わされて
るんかな。それ、もし間違っていたら、一気に円高来るよ。分からんがけど。
テーパリング(QE、緩和の縮小)は織り込んでいると思いますけど、
引き締め(QT、政策金利上げ)ともなると、米国内はもとより、その前に
世界中から、ドルを回収する行為となります。ドルで借金している国や機関
個人は、たまったものではありません。いろんな資産を売ってでもドルを
調達しなければなりません。株や金も例外ではないでしょう。ドルで借金
しているものは、ドルで返さないといけないんですよ。そうなればドル高。
そこまでを、織り込み始めてる? でも資産は暴落、出口無いんと違うん?
全く、分からなくなってきた。。。
幻でも見てるようで。変なものでも見てるような。特にドル高。
ニクソンショック、プラザ合意に続く、3回目のドルの切り下げ、あるかも
しれませんね。2度あることは3度あると言うし。米国内は激しいインフレ
になりますよ、そうしたら。ただ米国の借金は軽くなります。チャラです。
積立はじめて、日が浅いですけど、米国の一点張りは厳しい気がするのは、
私だけでしょうか?値上がり+インフレ差+為替差が取れるのは分りますが
米国株、しばらく、上げなくていいよ。怖いよ。
為替にインフレ差が、織り込まれるのが普通なんですけど、そうなってない。。。
日本の9月の消費者物価指数(CPI)が今日、発表されますね。
それと、これも?
10/21 ヤフーニュースさんより
市場は「金欠」状態って。見捨てるんですか?
世界中、いろんなところで繋がっていますからねぇ。
誰かの資産は、誰かの負債。バランスシートってそんな感じですよね。
とりあえず、ゴールドと物価連動債(10年物やけど)をウォッチかな。
それにしても、スタグフの親玉、ゴールドの沈黙は不気味。
投資におけるご判断は、くれぐれも自己責任でお願いします。
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