早期リタイアを目指すブログ

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【幻想】米国株インデックスの長期積立は儲かる。

こんにちわ。



例によって書籍を借りて読んでました。


『逃げて勝つ投資の鉄則』


という書籍です。この本の最初の部分でグラフで示されていたデータに


ちょっと衝撃を受けました。同じデータが無かったので、似たような
 (改めて見て気付きました)
シミュレーション(ほぼ同じ結果)があったので、URLを載せます。



この中で、1990年~月1万円づつ、積み立てていったら、その


積立原資と評価額がどうなっていくか、シミュレーションしたもの


のようです。上のブログの方は、30年の積立シミュレーションでは


『やっぱS&P500は凄いね!』ということになるのですが


この方も触れられていますが、論点はそこではないです。



この中にあるグラフで見えてくる重大な点は以下です。


 ・驚異的なパフォーマンスをたたき出したのは、この10年に限った話


 ・1990年~2010年くらいまで20年間積み立てても、ほぼチャラ(円建)


この2点です。配当分は手数料と相殺するともう少し下がると


思います。手数料が安くなったのはごく最近でしょうから。


大恐慌時や日本のバブル崩壊後にも言えることですけどね。



 悪魔のような囁き、『米国株式インデックスは右肩上がり・儲かる』


投資環境も人口も昔と違い進歩してきましたので、私は、これは


幻想とまでは言いませんが、実際に取り崩す時に、インフレを


ヘッジしてトントン以上になってくれたらありがたい くらいに


思うようになりました。


いやしかし、私の場合、20年後に定期預金より下がってたら、


あんまし、意味がないんですけどねぇ。。。


積立より一括の方が効率は良いです。良いですが、今度はメンタル


面で、日々穏やかにとはいかなくなります。ここは心理的にね。



私は、面倒なのですがインデックスも分散するようにしてます。


S&P500、オルカン、オルカン(日本除く)、8資産分散、米高配当、


先進国株、インド少々、その他、ETFでは個別セクターを少々。


ぐちゃぐちゃです。。。連動はするでしょうから、無断なあがきかも


しれませんし、長期積立投資(私の場合はせいぜい5~10年かな)


だから、必ず報われるなんて危険な考えは捨てた方がよいです。


5年くらいやって、そこで積立をストップし、一括投資したと思いこむ


のが良いのかもしれません。



あと、貯蓄から投資という流れとともに、NISAも拡充されるようですけど


30年とかの長期投資できる若い人は別として、大きな含み損が出てきた


時にどれだけ我慢できる人がいるのかなぁー?とも思いました。



株クラ界隈のツイッターやブログで、インデックス投資をして累積で


これだけ儲かってますという推移グラフなどをたくさん見るのですが、


それって、長くてもこの10年、せいぜい、リーマンショック後から


ですよねぇ。そんなもの、あてにならんよ。。。こう思いました。
               まあ、羨ましさ半分ですけど。


さて、日銀の金融緩和縮小 ともとれる発言、長期金利の上限を
(実際には縮小でなくYCCの強化。しかし、インフレ抑制には期待します)
0.25⇒0.50まで許容との発言で、為替/円は、ナイアガラですね。


日銀から、預金全力さんへのクリスマス前のプレゼント???


為替介入といい、この時期、このタイミングで出しますか。。。
   FRBがインフレを読み間違えたことを考えるといいタイミングな気はします。
             ただ、0.25%に抑えきれなくなってきた可能性もありそう。
年末に電車、止まらないことを祈ります。




冒頭の書籍、逃げて勝つ~ の部分はこれから読んでいきます。


あまり逃げれてないし、ちょっと遅かったかな。(´・ω・`)
   物価連動債、ナスダック系は一旦、全て処分できましたけど、それ以外は。。。



では。

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