【投資】頭の体操。
こんにちわ。
日本においても、インフレが表面化してきました。
そこで、頭の体操と、無料のエクセル互換ソフトをダウンロード
しましたので、その関数を含めた機能確認も兼ね、リスク資産に
ついて、年金受給開始までの簡単な試算をしてみました。
つい最近までデフレだったこともあり、若い方に多いのですが、
インフレ率を考慮せずに、今、1千万円あって、過去の米株が
年率〇〇%伸びていたから、今後もその通りになると仮定して
例えば、30~40年後は軽く5千万円を超えているだろうから
心配ない、大丈夫という、かなり楽観的なものも見受られます。
考慮したのは、利回り、インフレ率、そして、実質利回りです。
実質利回りは、利回りからインフレ率を引いたものになります。
私自身にあてはめ、リスク資産元本(現在)を15~25百万円
まで変化させました。前提として、年金受給開始まで、一切
取り崩さず、年金受給開始時点から、実質利回り分(%)(A)
のみを取り崩す形とします。
あとは、年金受給額(B)ですが、一旦、インフレ連動はしない
ものとして、予定どおり受給、5年繰り下げ、10年繰り下げの3つ
のパターンで、インフレ分は目減りするとして、試算しました。
結果ですが、以下のようになりました。インフレ率3%のみ
載せました。(1~2%だと、計算上は余裕が出すぎます)
元本(現在)というのは、失業手当の受給が完了する時点で
ということになります。(起点)
このブログを始めた時には、漠然と年金受給開始時に、30百万円
(現在価値で20百万円)くらいあれば良いかな?という感じでした
が、リスク資産と年金 の将来を現在価値に焼き直すという形に
してみました。現在価値での元本は減らない前提ですので、そこは
年金受給開始以降の年金のインフレによる目減り分を補完する
バッファーとなります。死ぬまでお金を維持し続ける必要はありま
せんので。(実際は年金で不足する部分を取り崩す形になります)
あと、年金受給額は、インフレ連動しない前提ですが、実際には
厚生年金の一部はインフレ連動することになっているようなので、
(ほとんど理解できてない、マクロ経済スライドとかいうもの)
そこもバッファーとなります。それと配偶者に関わる部分もですね。
結果を端的に言うと、リスク資産に25百万円まで突っ込めれば
現在価値に焼き直した金額で、年金と合わせ(A+Bで)300万円/年
を超える、5年繰り下げでいけるかな と言う感触です。
無リスク資産(現金・預金・個人年金)が、インフレで目減り
しながらも、もつようなら、10年繰り下げかな という感じです。
しかし、どこまでいっても、高インフレと利上げ&QT という暴風雨
の中で、実質利回り4%複利で廻せるなどという『捕らぬ狸の皮算用』
には違いないです。過去の結果は、未来を約束してくれませんので。。。
米国や世界の成長を信じるという話をよく聞きますが、そもそも
ピークオイルなら、成長は鈍化か、停滞することも考えられます。
特に、私のように、運用期間が短い場合は、安定しないと思います。
(10年繰り下げ、18年くらい運用できれば少しは安定するか?)
計算したり、言うのは簡単なのですが、現実はかなり大変です。
この実質利回り4%複利を得られる可能性があるのは、恐らく、
リスク資産のほぼ全てをゴールドと株式インデックスにした場合?
(スタグフレーションならゴールド、成長を伴うインフレなら株式優位?)
かなという気がしています。それでも、可能性でしかありません。
正直、実質利回り4%複利で廻せれば御の字だと思っています。
更に、税金も考慮しなければなりませんし、簡単ではないです。
ハイパーインフレなら? もはや、想像したくもないですが、
ゴールドの輝きとウィスキーの美味を信じるしかないでしょう。。。
結局、インフレという、個人では、どうしようもない、コントロール
できない部分に、翻弄されることになりそうです。
次は、気が向いたら、いくつか、パラメータを振って、図にして
みようと思います。リハビリ(エクセル、パワポ忘れ防止)ですね。
完全リタイアを歌ってみてはいますが、60歳まで、月7~8万円分
週3くらい働いて、そのお金を投資に振り向けても良いかな?と
思い始めました。そういう仕事が地方都市にあればの話ですけど。
(今まで、エクセルとパワポで事足りることが多く、ワードを使う機会が
少なかったのですが、少し使えるように触っておくかな?互換ソフトですが)
イデコの受取は、退職所得控除の残り(たぶん使えるはず?)と
年金控除を活用して、個人年金と一緒に60歳~70歳の間で受け取る
のが良いのかな?この辺は、年金を長生きの保険と考えると、難しい
ところですね。個人年金の利益分なども確認しておかないと。
idecoの3割くらいは株式を入れてますので、受取りながら一部NISAへ
入れて運用するという、しびれるような展開になるかもしれません。。。
追記)エクセル互換版(無料)の機能ですが、正直びっくりしました。
それほど複雑なことをやるつもりもないので、これで十分かな
と思いました。検索に使う関数や条件関数(IFS)なども装備
されており、無駄に、探し回らないといけないほど、機能が
あるより、シンプルで良いかなとも思いました。
FREE OFFICE とかいうソフトです。
今までは別の互換ソフトを使ってましたが、表示が英語なのと
機能が制限されすぎるので、うんざりしていました。
図やクロス集計は、まだ、試していませんが、いけるのでは?
という気がしています。(クロス集計は、その用途がない)
基本、私が購入するパソコンは、ソフトが何も付属していないもの
になります。(5万円以下、ネットが出来ればよい、できればSSD)
子供のパソコンは、今後のこともあるため、20万円ほどしましたが
私が使う分については、ケチを押し通しています。。。
では。