【雑感】8%未満は負け組と思う。
こんにちわ。
米国は、あくまでも公表値ですが、インフレ率(CPI)が
昨年度比で、8.5%上昇と発表しています。色々と調整
した後の数字なので、実態はもっと酷いかもしれません。
少なくとも、短期的には、売上高か、経常利益か、どちらかは
わかりませんが、これらの伸びが、昨年比で8%を下回って
いる企業は負け組だと思います。
ROEやROAで見るべきなのかもしれませんが、この見かけ上の
インフレ率8%以上の伸びでさえ、達成していない企業も多い
のではないでしょうか?(あのアマゾンは赤字を発表しました)
たまに、ブログなどで見かけるのですが、アメリカのナスダック
の成長を信じているから株を買うという方、ほぼ全てをそれに
投資するという方もおられて、正直、( ゚Д゚)です。
成長を信じるのは勝手ですけど、過去は過去として、何かそれ
以外に根拠あるん?と思います。
まあ、分散投資として米株を買うのは、私も少しやっています
ので有りだと思いますが、一方で、缶詰でも買っておいた方が
良いんじゃねぇ?とも思います。金も株も食えませんから。w
お金が幾らあっても、食べ物が手に入らない状況というのは
東の大震災、西の大豪雨 などのコンビニで経験しているはず。
少しは話がそれましたが、ただのインフレなら、
・コモディティを買う
・株式を買う
てな話で、対応もしやすい気がしますが、スタグフレーション
つまり、物価高騰と景気後退が同時に進むような展開だと、
かなり、やっかいですね。実質金利と同じような考え方に
実質金利=名目金利ーインフレ率
実質経済成長率=名目経済成長率ーインフレ率
というものがあります。この実質経済成長というのがマイナス
あるいは、マイナスが想定される場合は、株価にとっては
下押し要因と考えられます。あるブログで紹介されていた
のですけど、こういうスタグフの場合は、
・コモディティを買う(不景気なので物により下落はする)
・実質成長率のマイナスが想定される株インデックスを空売り
これを、同時にやるというものです。理屈としては分かる
のですが、私は、信用取引、特に空売りには手をださない
と決めていますので、言うは易く行うは難し ですね。
では。