【雑感】リタイアに関する一考察
こんにちわ。
視点を変えて、若くしてFIREする場合に対し、定年(60歳)より
少し前の50代でリタイアするケースについて考えてみました。
後者のケースですが、高校や大学を卒業して厚生年金を払い、
30年以上勤めたとすると、65歳から貰える年金は、人によって
異なるとは思いますが、180万円/年とします。これを4%ルール
にあてはめると、
180万円/0.04=4500万円・・・①
次にidecoに長期加入して、その額が、1000万円とすると、
全てを4%の期待リターンのもので投資をしたとして、
40万円/0.04=1000万円・・・②
更に、地方都市で家を安く家を手にいれ、家賃5万円で換算すると
60万円/0.04=1500万円・・・③
その上、もし仮に、ある程度節約して、老後1000万円を蓄財
(投資)できたとして、4%で運用できた場合
40万円/0.04=1000万円・・・④
考え方ひとつなのですが、①~④を合わせ、
(180+40+60+40)/0.04=8000万円
320万円/0.04=8000万円
すなわち、この年金を当てにしたケースでは、8千万円からの
リターンに相当します。問題は55歳でリタイアしたとして
65歳までですが、そもそも家の60万円と投資からの40万円
については、55歳時点で準備できていれば、不要だと考え
ますので、220万円✖10年分=2200万円の現金が必要になる
(イデコは当面、当てにできない。ただ4%複利で増えていく予定。笑)
と考えられます。②④と合わせリタイアまでに準備する資産は
4200万円と、小さな住まいということになります。
(idecoを含む運用のための金融資産2000万円、現金2200万円)
しかも、これは、55歳から、税金含め320万円/年
こんなに必要なのか?
を支出するのと同等の生活レベルです。資産運用で必ず
しもインフレがヘッジできるとは限りませんし、年金も
GPIFが国内外株式、債券でバランスよく運用している
ので、これに勝てる人もそう多くはいないでしょう。
(なんせ、資金も桁違いのクジラですから)
まあ、それでも、私は、インフレをヘッジするために、
色々と最後の悪あがきをやっているところではあります。
要は、考え方や前提を少しいじるだけで、机上の計算は
大きく変わる、そんな気がしました。トラタヌですが。
今回の考え方に、無理があることは承知の上です。
4%ルールに、無理やり置き換えてみると、そうなって
しまうという、しょーもない話でした。
とにかく、老後〇千万円必要とか、貯蓄から投資へとか、
金融商品を買わせたい側の意図に踊らされ、詐欺まがいの
金融商品に手を出さないようにしないといけません。
あと、今後は65歳未満、例えば63歳でリタイアしても
アーリーリタイアと呼ばれるようになるのでしょうね。
63歳でFIRE~~~とか。嫌な世の中ですね。笑
投資のおけるご判断は自己責任でお願いしますね。
では。