早期リタイアを目指すブログ

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【投資】購買力(物を買う力)について

こんにちわ。


円やドルでタンス預金していると、減価していくという話を以前しました。
不換紙幣の購買力は時とともに失われていくようです。


通貨(お金)の価値について - kazumenheraのブログ


では、ゴールドについてはどうでしょう?
ニクソンショックの1971年あたりからの図が欲しかったのですが、見つからず、
超長期のものがありましたので貼り付けています。約500年間の卸売物価指数、
金価格と金の購買力指数です。
(人は500年も生きないのと、金本位制や兌換性の時期のデータは、
 ゴールド=お金そのものだったため、あまり意味がないと思います。)

1930年(ブレインウッズ体制)を100とした指数ですが、それ以降(見にくいですが)
一部の1930~1940年頃を除き、金の購買力指数は、卸売物価指数を大きく、アウト
パフォームしているのが見て取れそうです。
この図のデータの本当の信憑性は私には知るすべがありません、少し中長期的に
見れば、ゴールドを基準(ものさし)とした通貨の価値が下がっているだけでなく、
ゴールド自体の購買力も、近年のニクソンショック以降は、ずいぶん増している
可能性もあるのではないでしょうか?
ゴールドの『価値の保存』機能は、まだまだ、
捨てたものではないのかもしれません。


私自身は複利効果の絶大な株式インデックス等で少しは増やしたいと思う反面、
『価値の保存』に重点を置いていきたい
と考えています。ゴールドの価格は、
COMEX先物やロコロンドン市場などのいわゆるペーパー市場で価格が決まるため、
そう単純な話ではないとは思っています。しかし、基軸通貨ドルが別のものに
変わっていくような事態を頭の片隅に入れておきたいと思います。
米軍自体が、衰えたとは言え、やはりその軍事力は強大であり、もしかしたら
次の基軸通貨も米国ドルなのかもしれませんし、そうではないのかもしれません。


投資はくれぐれも、自己責任でお願いします。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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