【雑感】ウィスキーが貨幣だったことがある。
こんにちわ。
今の通貨は、円にせよ、ドルにせよ、不換紙幣であり、信用通貨
です。これは、1971年のニクソンショックからそうなりました。
(お金の歴史は、兌換紙幣⇔不換紙幣の繰り返しでした)
過去は、貝殻とか、金銀銅とか、色々なものが貨幣として使われ
ました。この中で、所謂、それ自体に価値のあるものということで
ウィスキーが貨幣として使われたこともあります。以下の記事より。
あらゆるものを、ウイスキーのグラス1杯とか、1ビンとか、1ダースとかと交換していたわけです。上手に保存すれば歳月を重ねるにつれておいしくなるけど、保存状態が悪いと酢になってしまうワインと違って、比較的長い年月同じような品質を保つウイスキーは、何百、何千という銀行がそれぞれ自前の紙幣を発行していて、信用度に極端な違いのあったドル札より、信頼の置ける交換手段だったのでしょう。
ただ、同じようにウイスキーとして流通していても、味は造り手によってずいぶん違うはずです。おいしいウイスキーは自分で呑んでしまい、自分では呑みたくないまずいウイスキーだけが流通するという、典型的な「悪貨は良貨を駆逐する」状態になっていたのではないでしょうか。
ウィスキーは、アルコール度数40%~が普通です。このため、
暗所保存しておけば、50年、100年と腐ることがありません。
なので、その中に、価値を保存する機能が働いています。
しかし、後半の文面ですね。おいしいものは飲んでしまい、
不味いものだけが残ってしまうという現象も出てきます。
私も美味しいものは、飲みますし、過去、飲んでしまった
のを後悔している銘柄もあります。『悪貨は良貨を駆逐』
なので、そういう経験のもと、自分である程度は飲む反面、
一部は、今後も価値が残ったり、価値が更に上がったりする
ことがあるかもね?という銘柄については、ストックする
ようにしています。場所を取るのが難点ですが、その価値
を失うことはないです。賞味・消費期限も記載はないです。
当然、リスクの無いものは無いので、災害で割れたり流され
たりしたら、その価値は無くなります。
金貨などと同様、時々、取り出し眺めながら、別のウィスキー
を飲むのも、おつなものです。
これと同じようなものに、缶詰があります。これは試した
ことも無いので保証はできませんが、印字されている賞味
期限を過ぎても、錆びてたり、穴が開いていたり、膨らんで
(自己責任でお願いします)
なければ、食べることができるのではないかと思ってます。
今後、通貨単位は、円やドルではなく、金銀やBTCでもなく
・1鯖缶、1ツナ缶、1鳥缶
なんて言う時代が来るのかもしれません。。。来ないって!
私はどちらかというと、災害時の保存食という位置づけで
購入しています。あと、ハイボールのつまみとしてですね。
一石二鳥です。ウィスキー、そして、缶詰、どちらも
価値保存の機能が働くと信じている、変人なのです。。。
金銀やウィスキーや缶詰を勧めているわけではありませんよ。
ただ、何か、それ自体に価値の残るものを持っておくのも
良いんじゃね?といつも考えているだけなのです。
アル中になられても困りますので。
では。