【雑感】50代にレバレッジは必要ないかな?
こんにちわ。
レバ型のETFや投信については、賛否両論あるかと思います。
長期保有には適さないというのは私もその通りだと考えていますが、
欠陥商品だということを承知の上で、中短期で、ささっと数倍にして
(売る側に都合の良い商品)
利確するというのまで否定するものではありません。
私には、その手のデータが入手できず、計算できてないのですが
よくある過去のデータを使ったレバナスのシミュレーションは
(バックテスト)
その期間の元指数の日々のデータを取得し、日々の変動率を元
にレバ型の価格に反映させているのでしょうか?
あと、先物コストは、信託手数料率の約1%/年の中に含まれて
いない可能性、外の可能性はないでしょうか?これはレバを日々維持
するための、結果的に実費になるのでは?という気がします。想像。
シミュレーションで考慮できる類のものなのでしょうか?
ブラックボックスでのシミュレーションになっているのではない
のか?という疑念がぬぐえません。比較的長い運用成績を持つ
QLD(2倍)なら、それなりのものがあるのかもしれません。
QLDは日本では一部の証券会社でしか買えないと思います。
話が逸れましたが、特に、我々50代で、早期リタイア予定の人は
ある程度は資産があるはずなので(短期でも)あえて過剰なリスク
をとってまでして、レバ型の投信を使う必要はない気がしています。
・レバレッジ≒借金
借金であるが故、金利も発生しているが、中身がブラックボックスな
ため、良く分からない、という商品を、あえて、日頃から節約、節税
を心掛けておられる、セミリタイアを目指す方が使うのも、ちょっと
違うかな?という違和感を覚えます。
額は違えど、50代で、長期の住宅ローンを組むような話ですね。
(長期住宅ローンもテコの原理ですね、年収の何倍とか)
これは私の考えですが、普通の指数で良いと思います。
当然、指数であっても株式のみへの全力投資も有り得ません。
追記)楽天レバナスに続き、AUレバナスなんてものが出てきました。
信託手数料は0.4334%。もう、為替ヘッジ・先物コスト・金利
を入れたら、こんな手数料では無理な気がしてきますけどね。
やはり、隠れコスト(実費?)が不明。
レバ無・ヘッジ無のQQQの手数料が、0.20%
レバ2倍・ヘッジ無のQLDの手数料が、0.95%
なので、i-Free、楽天レバナスを含め、怪しさ満点なわけです。
とはいえ、投資なんて、結果が全てですから、うまく売り抜けている人も
おられるのでしょうね。
まあ、何にせよ、投資は自己責任です。
では。