こんにちわ。

物価高対策として消費税を減税したらどうか？という話を聞きます。

コストプッシュ型（供給側）のインフレなので、難しいとこですが、

インフレを抑える目的で、消費減税をしたら、逆効果だと思います。

今まで、買い控えていたものを買うようになるから、需要の方も、

贅沢品を含め、旅行とか、いろいろ増えると思いますので、供給側

で制限を受けてコスト高になっているのに、これに需要側の要因が

加わることになります。なので、物価高対策としての消費税減税は

私は反対です。もちろん、減税した場合の社会保障費の捻出を

どこから？という話にもつながりますので。

今までデフレだったのは、極力、物を買わないよう節約したり、

買うものを選んだりしてきたため、供給は過剰な上に、需要も

そこそこで落ち着いていたからだと考えます。私は、これは、

日本の良い側面だと思います。

贅沢品（酒、高級車、外食、他）には、もっと消費税をかけて

生活必需品（食料、水、電気、ガス）などは減税する方向で

いけば良い気がしています。生きていくのに必要なものに絞り

減税すれば良い気がしています。

あと、所得の移転という意味では、相続税を大幅に増税し、その

分を社会保障費に全て充てるようなことをすれば良いと思います。

マンションを買って相続税対策にするとか、海外にある日本人の

資産とか、そういう抜け道を塞がなければいけませんけどね。

相続税と消費増税で集めたお金を現役・年金世代へ再分配する形。

賃金は上がらなくても良いのです。物価が上がらなければね。

物は、無ければ、無いなりに行動、消費すれば良い気がします。

では。