こんにちわ。

もちろん、国家と企業という違いはあれど、

　ロシア　・・・ドル建ての利払いをきっちり行っている。今のところ
　　　　　　　　払えなければ、デフォルトの可能性、ロシア市場は再開
　　　　　　　　資源が欲しければ、ルーブルで払ってくださいね。逆制裁

　広大集団・・・ドル建ての利払いをしていない。
　　　　　　　　デフォルト認定をしていない。
　　　　　　　　株式の取引を停止している。

もう、皆、忘れかけているかもしれないけど、借金の利払いをして

いないところが、なぜか、デフォルト認定をしないで放置されて

いるのが実態のようです。広大集団。

これ、想像ですが、恐らく、広大集団をデフォルト認定すると、

世界中、相当大きな金融ダメージを食らうからとしか思えない

ですよね。もちろん、不動産業界は、広大だけにとどまらない

でしょうし、他のところにも及ぶのでしょう。

企業（国）の倒産の保険、CDS（クレジットデフォルトスワップ）
　　ロシア国債にもかけられていると思います。
これを売っている金融機関が吹っ飛ぶ可能性がありますから。

CDSとは、デリバティブの一種です。

これを『金融大量破壊兵器』と呼ぶ人もいるそうで、ウォーレン・

バフェットも自社に、投資を禁じているほどの代物です。

金融界の『核のボタン』とも言われています。

不動産担保証券（RMBS）のCDSを売っていたのが、破綻した

リーマンブラザーズだそうです。リーマンショックの引き金を

引いた、あれですね。当時は連鎖倒産を防ぐため？AIGには

公的資金が入れられ、リーマンだけの破綻で止血したという

ことのようです。

さて、今度は、どこの企業（国）のCDS爆弾が破裂するの

でしょうか。頭の悪い私にはさっぱり分かりませんね。

そもそも、破裂した時に救済できる金融機関や国があるのか

も怪しい。世界中、繋がっていますからね。

おそロシア、いや、広大集団。。。そしてドイツ銀行も。

まあ、こちらもね。空前の猛ダッシュだそうな。。。

猛ダッシュして逃げたんだ。逃げ切れるんですか？

宙に浮いたデリバティブとか恐ろしすぎる。どうするの？

ゴールドマン、モルガン、ドイツ銀行、まあ、いつも顔を出す

ところです。

金融界の核兵器：SWIFT外しを使った、今回のロシアへの

制裁ですが、これが、金融界の『核のボタン』を押して

しまうことにならないよう、願うだけですね。

身の丈に合わない巨額の住宅ローンを組むのも同じですが、

レバレッジとは恐ろしいですね。

では。