【投資】投資信託 毎月決算型
こんちにわ。こんばんわ。
何年か前に、ワールドリートオープン(毎月決算型)という投資信託を
5年以上、保有していました。
毎月、分配金が出るというもので、その中でも累投型というのと一般型
というのが選択できるのですが、累投型の方を持っていました。
これは、出た分配金から税金約20%が引かれて再投資されるタイプです。
なので、その分、口数はどんどん増えていきます。
この時点で分るのは、複利効果としては、20%そがれてしまっている
ことですが、まあ分配金は高かったので我慢してました。口数は
勝手に増えていっているし。
ここからが問題です。
で、保有し続けて、口数もどんどん増えていきましたが、基準価格
(これは、ある口数、例えば、1万口数当たりの価格のことです)も
どんどん下がってきているのが、物凄くはっきりしてきました。
最後、売る前は、基準価格は1/3とかになってました。
しかし、日本円での総評価価格は、+60%位増えていたので、
気にせず持っていました。(50万円⇒80万円)
で、ある時、ふと気になって、為替を見てみると、買った時は80円/$
だったものが、115円/$以上になっているではあーりませんか。
増えていると思ってた部分のほとんどは、為替益だったのです。
もう、さすがに鈍い私も、すぐに処分、売りましたよ。
それから、理由を考えました。色々調べていくと、分配金には2種類
あることに判りました。(もしかして、知ってて当たり前なんですかね?)
①普通分配金
②特別分配金
①の普通分配金は、収益から捻出されるものに対し、
②の特別分配金は、資産を切り崩しての配当、タコ足配当です。
これらを合わせて、分配金と呼んでいます。
たちの悪いことに、普通分配、幾ら、特別分配、幾らというように、
分けて表示されてないんです。
うーん、結論としては、特別分配金の割合が途中から高くなったか、
最初から高かったため、基準価格がどんどん下がっていったんだな
ということを学習しました。タコ足ですよ、タコ足、、、
恐らく、私の認識が正しければ、特別分配金は、その性質からいって、
課税されていないはずなんです。もっとよく調べておけば、わかった
ことかもしれませんね。
この反省から『毎月決算型』の投資信託は一切買わないことにしました。
複利効果から言っても、配当をしない、インデックス型の方が
パフォーマンスは良いはずです。
私が手をやらないものに加えていきたいと思います。
私が投資しないもの・やらないもの - 完全リタイアを目指すブログ
一企業においても、資産を切り崩して、無理やり配当に回している
株は要注意です。
投資におけるご判断は、くれぐれも自己責任でお願いします。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。