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【雑感】日米金利差と為替(なるほどねぇ)

こんにちわ。



なんで、円高になっているか、日米金利差が縮まっているというのが


巷で言われていることですが、どうも、ピンときませんでした。


絶対値としての金利差を言っているのではなかったのですね。



この図は、元は、マネックス証券さんから引用してきたもののようですが


急激な円安と、その後の円高反転を表すのに、すごく分かりやすいと思い


ました。赤(左軸)が日本青(右軸)が米国の 10年国債利回りの


ようです。途中までよく連動していたものが、途中から急拡大してます。
                      米国の強烈な利上げですね


こうして、変化の比率で見ていくと、確かに分かりやすいですね。


これに、9月20日の薄商いを狙って、財務省指示(日銀)による為替介入、


そして、とどめは、12月20日の日銀利上げ&米国利上げのピーク見えた感、


これで決定的に比率として開いていた日米金利差は縮まったわけです。


それにしても、彼ら(財務省・日銀)は上のような図を眺めながら、


タイミングを含め、冷静に判断した可能性もありそうです。



同じ数字でも、絶対値で見るのと、軸を変えて、変化率で見るのでは、


見えてくるものが全く異なるのですねぇ。勉強になりますなあー。



日本の0.25%は、米国の1.9%


日本の0.80%は、米国の3.9%   日本は債権国!


あたりに相当しますか。インフレ率の差も、過去は、定常的に2%位


ありましたもんね。いや、こういう部分でも実質金利というのを考える


必要がありそうです。恐れ入りましたという感じです。。。



これから言えそうなのは、今現時点でですが、同じ10年債でも、米国債で


4%位の利回りのものと、日本国債で1%程度の利回りのものがあったと


仮定すれば、(為替・インフレ率を考慮した場合の)パフォーマンスは


ほとんど変わらないのではないかと思えてきます。ただ短中期的な変動は


ありますから、自動的にリバランスされる日米両国のバランス型を購入
        (インフレ率の差は為替に現れると考える)
するというのが分散投資としては理にかなっているとも言えそうです。


株式を含めたバランス型投信というのは、よく考えられているのかな


と思ったりもしました。



もし、米国のインフレが再燃して利上げがまた強化されることになったり


すると、再度、円安に転換することは有り得そうですね。



さてさて、本日は日銀の政策会合がありますか?


あと、米国の債務上限の話もそろそろ出てきますかね。


日米とも政府自体は借金しまくってますが、どうなることやら。



では。

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