【投資】やはり金だ を読んで。
こんにちわ。
今年2月頃に出版され、一度読んだ本なのですが、改めて読んでみました。
やはり金だ(増田悦佐 著)
2011年頃に出版された『危機と金』に続く、金に関して書かれたものです。
表紙から、いきなり、
株の大暴落はいずれくる。それへの備えは金しかない。
資産形成の達人は必ず金を考える
と来る。
読んでいくと、当初予想していたものとは、やや異なる内容で『危機と金』
よりも、分かりやすく、一般向けに書かれている印象を受けました。
なので、初めて金を買う人に向けても、金の専門書としても、日本の中では
類を見ない書籍ではないか思います。
ちょっと意外だったのは、仮想通貨、とりわけ、ビットコインについて、
肯定的に捉えているようで、金や実質金利と比較したデータも記載されて
いました。
あと、金の価格形成メカニズムに関し、通常の商品とは異なる金独特の
ものがあることが述べられており、勉強になりました。
また、最後の章で、金を買う余裕が無い人へ向けた話もされていました。
ネタバレになるので、詳細は避けますが、これから金を買おうという方は
もちろん、金を既に購入されている人にとっても有意義な内容でした。
ご関心をありましたら、一度読まれて参考にされてみてはいかがでしょうか。
投資におけるご判断はくれぐれも自己責任でお願いします。
では、良いお年を。