こんにちわ。こんばんわ。

金融所得税の増税については、しばらく触れないという首相発言があり、
日本の株式は、戻していますね。一時的かもしれませんが。

一方、また、衝撃的？な記事（コラム）が『SPA』から入ってきました。
まあ、何かの根回し感が半端ないなと感じずにはいられませんが、今の私には
『そうなんですか？そりゃーてーへんだわ』としか言えません。

これまた、特定の記事を批判する気は、無いのですが、ちょっと反論してみたくも
なりました。この記事の走り出しは、

かつては安泰の代名詞だった正社員。だが、彼らの大半は“負け組”予備軍だった。70歳まで働く未来を想定し、「なんとか会社にしがみついてやり過ごす」というスタイルはもはや通じない。「45歳定年制」発言が物議を醸し……正社員を襲う絶望的な近未来とは？

「45歳定年制」、「下流老人」、次は、「正社員の９０％が負け組に転落」ときた。
「正社員の大半は負け組予備軍」　から、９０％が負け組に転落か？という内容です。
絶望的な近未来に導いているのは誰でしょうか？どうしたら良いのでしょうか？
と聞きたくなります。どうすれば良いか？は

　週刊SPA！10月5日発売号の特集「正社員［9割は負け組］説」

を見ていないので、書いてあるのか無いのかもわかりません。悲観的な近未来を
描くのは勝手ですが、日本の正社員比率は、下記によると、63.5％だそう、

なので、この記事の描く近未来では、

　63.5％✖10％＝6.4％

が、全労働者の内、「正社員でかつ、勝ち組」という計算になります。もう、
イレギュラーな人・絶滅危惧種になります。でまあ、ここまでは、そういう
こともあるかもしれませんわなーという感じですが、読み進めていくと、

4つ当てはまるとアウト！負け組正社員チェックリスト　として

4つ当てはまるとアウト！負け組正社員チェックリスト

　　1．年収は1000万円以下

　　2．勤続年数10年以上

　　3．直近3年で年1万円以上の昇給がない

　　4．役職は部長級以下

　　5．直近3年で役職が変わっていない

　　6．ボーナスが月給2か月分以下

　　7．大して仕事をしていない年長社員がいる

いやいや、これ、４つ以上当てはまらない人って、逆に、どれだけ存在するの？
と聞いてみたくなるような前提で、ちょっと唖然としました。
最近の私が働いていた時にあてはめると、７個中、６個、当てはまります。
ハイ、完全な　負け組正社員　確定　アウト！です。

まあ、正社員に限って言うと、ここ２年以内にヘッドハンティングされた人か、
上場会社の部長か役員くらいでしょう、この条件を満たす負け組でない人って。
２，４，５，７は普通に正社員として長年勤務してきた人なら大企業であっても
ほとんどの人が当てはまりそうな気がします。

これを逆、逆さまにしてみると、

1．年収は1000万円以上

2．勤続年数10年未満

3．直近3年で年1万円を超える昇給があった

4．役職は役員以上

5．直近3年で役職が変わった（昇進した）

6．ボーナスが月給2か月分を超える

7．大して仕事をしていない年長社員はいない

いやもう、正直、何を言いたいのかわからなくなってきました。ここから導き
出される結論・未来像は『正社員不要論』しか無いわな、なんて思いました。
未来予想では、勝ち組の正社員は、絶滅危惧種になるかもという話のようでした。

特定の記事やコラムを批判するものではありません。１個人の感想です。

今回はこのへんで。では、また。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。