【雑感】消費者物価指数(東京都)
こんにちわ。
先日、11月の東京都の消費者物価指数(前年度比)が発表されましたね。
総合指数は、+3.8%で、10月より、0.2 増えた様です。
総合から、生鮮食料品、エネルギーなど、都合の悪いものをどんどん
除いていくと下がるわけですが、それでは、結局よくわからないので
なので、CPIではなく、CPlie (嘘・偽物)と言われたりします???
東京都が出している、
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/kubu.pdf
の中分類指数(表2)から、データを拾って眺めてみました。
ウエイト 11月前年度比(%)
総合 10000 +3.8
食料 2529 +7.0 (≒エンゲル係数? 25.3、そんなものかな)
住居 2760 +0.6 (内、帰属家賃はウエイトが2454で、+0.3)
光熱・水道 555 +21.4 (水、水道代が上がっていないのが救い)
家具・家事用品 335 +7.5
被服及び履物 375 +2.6
保健医療 471 +0.1
交通・通信 1007 +1.8
教育 465 +0.1
教養娯楽 939 +0.1
諸雑費 564 +1.5
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計 10000 +3.8
合計の部分は、各ウエイトで加重平均、足し算すると、総合指数の
+3.8%になりました。合わなかったらどうしようかと思いましたが。。。
私は、肌感覚として、電気や食料がこんなに高騰しているのに
なんで、+3.8%にしかならないのだろう?と不思議に思って
いましたが、こういう、ウエイト付けなのですね。
+21.4%と、一番、上昇率が高い、光熱費などのウエイトは、
全体の5.5%であり、一方、ウエイトが27.6%と高い住居の
上昇率は、+0.6と低く(そのほとんどが帰属家賃で+0.3%)
なっているようです。
ただ、これ、個人としては、その人のライフステージや環境に
よっても、ウエイトは全く違ってきます。目下の私は教育費用が
高く、全支出の半分以上を占めている気がしますね。あと1年ちょい
どこを減らせば良いのかな?なんて思いながら眺めていたのですが
ウエイトが高くて、上昇率が高いのは、食料ですわ。+7.0%
その中身、詳細を見ていくと、それぞれのウエイトは低いものの
穀物、魚介類、生鮮食品で、10%以上、上がっています。
まあ、しかし、現時点でそこをバッサリというのも、なかなかね。
せいぜい、パンを食わずに米を食うとか、そんな感じですか。
あと、生鮮食品、特に野菜は、その時によって、2~3倍違い
ますので、その時々で安いものを買うことくらい。納豆、豆腐も良いね。
更に、食品の中の項目で一番ウエイトが高い(=534)のは、
外食ですね。外食止めれば、7%なら完全に吸収できそうですな。
これは、意識すれば、回数を減らすだけなので、月1回とか、
年〇回とか、決めると良いのかもしれません。
エンゲル係数が、40を超えると暴動が起きると言われてます。
フランス革命とかアラブの春とかですね。
ウエイトが低いものの上昇率が半端ない、光熱費、私の場合
電気代ですが、これの対策は別途、書いてみたいと思います。
物価上昇、早く、収まって欲しいですね。円高になっても
一度上がった分は、なかなか下がらないんですよね。。。
まとめと感想)
・食料、光熱費は、かなり騰がっているが、家賃が騰がって
いないので、救われている。
・爆謄中の高熱費は、ウエイトが低いので、救われている?
しかし、これから3割も騰がると、さすがにきついかな。
・やっぱり、食料と高熱費ですかね、気になるのは。。。
では。