【雑感】年金について考える。
こんにちわ。
来年2022年にも改正があり、年金の繰り下げが、現状65⇒70歳までなのが
75歳まで繰り下げ受給ができるようになり、その場合、65歳からに比べ、
受給額が84%アップするようになるという話があります。
これに対しては、繰り下げが良いか繰り上げが良いかというのは一概には
言えないのですが、繰り下げると税金や国民健康保険がアップするのと、
そもそも、健康寿命を越えてから貰っても使えないではないかとか思って
しまいますし、逆に、繰り上げ受給すると、極論すれば、住民税非課税世帯
となれる可能性もあるので、悩ましいところです。私も結論出ていません。
ただ、私自身は、年金とは、保険的要素が強く、終身であるため、可能で
あれば、遅らせる方が良い気もしています。私的年金やイデコが尽きて
しまってから、貰い始めても良いのではないかと思えてきます。
たまに、年金未納問題が取り上げられますが、私自身はやはり、払える
場合は、払った方が良いと思いますし、余裕が無い場合は、国民年金で
あれば、免除申請をしておくべきだと思います。
「国民年金保険料免除・納付猶予制度」
12/3(金) 11:16配信 Yahoo!ニュースさんより
これは、その保険という特性上、障害を負って働けなくなった場合などに
65歳になる前でも、申請が通れば、障害厚生年金や障害基礎年金として
受給することが可能になります。更新は頻繁にあるようです。
①障害基礎年金・・・2級、1級
②障害厚生年金・・・3級(等級が2級や1級に該当すれば、①+②)
で、例えば厚生年金を納めてきた人は、②3級というのがあり、これは、
要件に該当すれば、働きながらの受給も可能となるようです。
人間なんて、いつなんどき、事故に合うかもしれませんし、精神疾患
(私みたいに)
になり労働に制約が出たり、人工透析のお世話になるかもしれません。
なので、一部の人の間では、どうせ年金なんてもらえないからという
思い込みで、未納のまま、ほったらかしにしとけというような風潮も
あるのですが、老後だけの問題ではないと捉えるべきです。
あと、年金はGPIFが、それなりのポートフォリオで運用しており、
最近インデックス投資を行う個人も多いと思いますが、このGPIFに
安定して勝てる運用をできる人は、そう多くはいないと思います。
GPIFはクジラです。規模も資金力もけた違いです。
上の記事によると、途中、以下のように記載されています。
ちなみに、少子高齢化は今後も続いていきますが、人口の多い団塊の世代が75歳を越えると高齢者の数が減ってきます。2045年あたりからは、65歳未満と65歳以上の人口比率はほぼ横ばいになり、安定すると考えられます。
年金制度は人口や経済状況などさまざまな観点から、100年くらい先まで持つように設計されています。ですから、年金の財政が10年~20年で崩壊するとは考えにくいのです。
(インフレにどれだけ対応できるかとか、読み切れない部分がありますけど。。。)
私自身は、早めにリタイアしても、国民年金は、払えるようなら、60歳まで、
払うつもりですし、無理そうなら、免除申請(全額免除でも半分は受給できる)
しようかと考えています。
参考)国民年金はその免除割合により、受給できる額が変わります。
(2020年現在です。実は今は頓挫してますが社労士の勉強をして
います。試験を受けるつもりはなく、公助や社会保障の仕組み
を知るためです。)
1/4免除の月数・・・7/8受給
半額免除の月数・・・6/8受給
3/4免除の月数・・・5/8受給
全額免除の月数・・・4/8受給
免除申請して無理のない範囲で納めていけば良いと思ってます。
未納のまま、ほったらかしというのは最悪の選択かと思います。
公助と言いながら、日本、ほぼ『申請主義』です。
そのためには、どんな公助があるか知ることから始めて、ダメ元で
あっても、申請してみることは重要だと思います。それがスタート。
私が現在、活用できているのは、
・自立支援医療(精神疾患)
・健保の傷病手当金
なお、私は、まだ、障害年金の申請まで、たどり着けておりません。
(書類審査ですが、厳しくなっているとは聞いてます。準備も大変そうです。。。)
長文失礼いたしました。
では。